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滋賀県近江茶産地研修ツアーに行ってきました。(H24/11/3)
朝宮茶を淹れる黒田さん
天空の朝宮茶園
11月3日(祝)文化の日、愛知県支部、三重県支部合わせて16名のみなさんでマイクロバスにて滋賀県近江茶産地研修ツアーに出かけました。
最初は甲賀市信楽の手打ちそばと朝宮茶の店「黒田園」さんに到着。店内の囲炉裏を囲んで、店主の黒田さんに淹れていただいた稀少な朝宮茶をいただきながらお茶談義、そして天空の茶園へ!
陽射しはあるけどひんやりとした空気、朝晩の寒暖の差が香り高いお茶をつくるのだということをあらためて実感しました。
中川誠盛堂
赤ちゃん番茶ほうじ機
大津市内琵琶湖の近くにある安政5年創業の老舗茶舗「中川誠盛堂」さんに伺いました。この日はお店の定休日でしたが、私たちのために特別に開けてくださったのです。
関西品評会1等受賞茶、春番茶(2〜3月の厳冬期に収穫される番茶)でつくられる近江赤ちゃん番茶の水出し茶をいただきました。芳ばしくて、ほのかな甘味を感じる赤ちゃん番茶はこの辺りでは古くから親しまれているそうです。
日吉茶園
よしぶきギャラリー愉楽
最澄上人が中国より持ち帰った茶の種をまいたという日吉茶園は、20本ほどしか植えられていない小さな茶園ですが、「日本最初の茶の産地」滋賀県の歴史的な場所です。
琵琶湖周辺に生い茂る葦の屋根がとても趣き深いよしぶきギャラリー愉楽さん。オーナーの岩崎三知子さんに、陶芸家のご主人様 岩崎政雄さんが製作する清水焼「梅花皮(かいらぎ)」という陶器で朝宮紅茶と、お茶請けのザクロをいただきました。岩崎さんご夫妻とともにギャラリーの前で記念撮影。
樹齢350年の政所茶園
地元の方とお茶談義
最後は八日市市の政所茶園にて、樹齢350年のお茶の樹と対面。予定よりかなり遅れて到着したので辺りは真っ暗でしたが、地元の方が懐中電灯で足元を照らしながら案内してくださいました。
自家製のお茶をいただきながらのお茶談義は、心も体も温まります。滋賀県の歴史的なお茶処を巡り、さまざまなお話、そして美味しいお茶を味わい、近江の人々の温かさを感じることができた有意義な研修ツアーとなりました。やはり茶縁は素晴らしい!
平成24年度 東海ブロック資料茶選定会が開催されました。(H24/6/23)
外観審査
内質審査(香気)
内質審査(香気)
内質審査(滋味)
カップ網上げ
タイムスケジュール
6月23日(土)ウインクあいちにて、34名のみなさまにご参加いただきまして、東海ブロック資料茶選定会が行われました。
30点にもおよぶ候補茶を外観審査、内質審査(香気の審査と、カップ網を使っての滋味の審査)をし、普通煎茶、深蒸し煎茶、かぶせ茶、釜炒り茶、玉露の5茶種が決まりました。
インストラクションに向くお茶を選定するというのは、自分の好みのお茶を探すよりもずっと難しいものです。これだけたくさんのお茶を一度に見る機会はあまりないので、それぞれに大変勉強にもなったことと思います。
ご協力くださいました、候補茶のご提供者のみなさまには心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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